眠りに灯は必要か

ひとり暮らしの女性の中には、電気をつけっ放しで寝ている人が結構多いと聞く。

真っ暗にしていると、誰かが入ってきそうで怖いというのだ。

むしろ、中を明るくしているほうが、ちょっとした隙間から女性が羽毛 布団 通販で寝ているのがわかって物騒だと思うが、心理というのはそういうものでもないらしい。

しかし、ひとり暮らしの女性でなくとも真っ暗な中で寝るというのは不安なものである。

地震など突発的な災害のときも真っ暗闇の中ではとっさの行動に手間取るだろう。

また、暗闇に感じる不安は、人間の根源的なものでもあるようだ。

だからといって、電気をつけっ放しにするのは眠りに悪影響を与える。

熟睡したければ窓辺で寝ない

最後に出てくるのが男である。

この男はじっと女性の寝顔を見つめていたりする。

すると、女性がうっすらと目を覚まし、はにかみながら微笑んだりするのだ。

まったく何ということだろうか。

教育上の問題はさておき、ここでは朝の光が真直に差し込む部屋で寝ることの良しあしについて考えてみたい。

はっきりいって、朝の光が入る東向きの部屋で寝ると、明け方の眠りはかなり浅くなるのである。

従って、夜9時頃に羽毛 布団 販売で寝て、朝の5時には起きるという生活を送っている人以外には、朝の光は熟睡の妨げとなり、睡眠時間の減少にもつながりかねない。

もし、東向きの部屋が寝室となっている場合は、雨戸やブラインドで光をシャットアウトした方が、目覚めまで熟睡できるだろう。

もちろん、朝の光の中で美しい女性の寝顔を楽しむこともできなくなるが。

実際寝苦しい

美しい朝の光は快眠の味方か?

朝の光というのは絵になるものらしく、映画やテレビでも朝の光の中の光景はしばしば登場する。

それはたいがい次のようなシーンである。

薄いカーテンを通して朝の光が入ってきている。

この光は木の葉のあいだを抜けてくるいわゆる木洩れ陽が多い。

外では小鳥のさえずりが聞こえる。

しかし、ニワトリの鳴く声が聞こえてくることは滅多にない。

また、ときにはカーテンが開けっ放しになっていたりして、羽毛 フトンで寝ている人は風邪をひかなかったかと心配になる。

朝の光の次に登場するのは女性の寝顔である。

寝起きの顔というのはたいてい腫れぼったくて、目やにとか、よだれのあととかも付いていたりするが、映画やテレビの女性はスッキリしているどころか、きれいに化粧まで済ませている。

部屋の中の配置も重要

とくに注意したいのは、冬場窓やベランダのすぐ前に寝床を作ることである。

気持ちとしては窓辺に寝床を置いて羽毛 ふとんで眠る方が心地よく眠れそうだが、実際は朝の冷え込みなどで途中で目が覚めたり、身体が冷えて風邪をひきやすくなったりする。

しかも、布団だったりすると、お風呂の湯を想像してもわかるように、下のほうの空気は部屋の上部よりもかなり冷たい。

その上、窓際であれば首筋から肩はかなり冷え込むだろう。

いくら頭寒足熱といっても、極端な寒さは快眠を阻害するだけである。

従って、寝床の位置は窓やベランダから離した方が望ましいのである。

枕元と窓は距離をとる

日本には、北向きには寝ないという習慣がある。

北を枕にするのは亡くなった人だけとされているからだ。

つまらぬ迷信と笑って済ませられる人はいいが、何となく嫌だと思っている人には、寝床の位置を決める際の条件のひとつになる。

加えて、東向きの部屋に寝ると、朝の光のため眠りが浅くなるので、違う方向の部屋に寝るか、雨戸で光を遮るかしなければならない。

これだけ気をつければあとはどこに寝てもいいかというと、残念ながらそうはいかない。

勿論どこに寝ようが、どちら向きに寝ようが、羽毛 布団で寝ようが、基本的には個人の自由だけれど、快眠にとってよりよい場所というのはある。

グッド・スリーパーになるためには安住の地を求めて家の中をさまよわなければならないのだ。

眠りやすい環境とは

ただし、やたらと重い布団をかけるのでは、寝返りも打てず、かえって寝にくくなる。

高級 羽毛 布団を使ったり、湯タンポやカイロ、電気毛布などの暖房具で工夫することになる。

もちろんこの場合も、ふとんの中が33度以上にならないよう気をつけなければならない。

問題は、夜中に目が覚めてトイレに立ったりするときである。

極端に温度差があると、目がさえて眠れなくなったり、血圧に問題がある人は、血管が急に収縮したりして、非常事態をひき起こしかねないからだ。

これらのケースに備えて、すぐに着られるガウンを枕元に準備したりすることも、必要になってくる。

冬は暖か過ぎると眠れない

夏は熱すぎれば眠れない。

とくれば、冬は暖かい方が快眠できる、と考えがちだが、それは早計というもの。

実は、冬の場合は暖か過ぎてもかえって寝にくく、逆に寝室はちょっと低目の方がよく眠れるのである。

といっても、氷点下なみの室温では、鼻水まで凍ってしまう。

ふつうの家庭では、ストーブやヒーターでの暖房で、室温は15度くらいになっている。

これでは、むしろ高過ぎて寝にくいのだ。

適温は13度前後。

問題は布団 羽毛の中の温度で、これが33度くらいに保てていれば寒さを感じることはないのである。

となると、快眠のためには室温を高めようとするより、寝具を調節することで、ふとんの中の温度に気を配った方がいいわけだ。

江戸時代の学者は夢が大好きだった

江戸時代に活躍した思想家の日記を見てみると、夢に関する記述がたくさん出てきます。


たとえば、山鹿素行(1622~1685)は43歳から64歳までに書き留めた年譜の中で、53の夢について記述していますが、面白いのは夢について語り終えると、家僕と一緒に祝賀したことです。


素行は自分の見た夢について神夢、吉夢、瑞夢、霊夢、奇夢と5つの種類に分類していました。


そして、吉夢とか瑞夢などは縁起のよい兆しと考えていたということです。


新井白石(1657~1725)は『新井岩記』を残していますが、その中に夢の記述がたくさんあります。


「昨夜又竜を夢む、暁にいたりて、あさぬかみ甲斐ある春わ待絵つつといふ句を読む」(宝永2年5月4日)


・・・といった夢の記述ですが、特徴的なのはいろいろな竜が夢に登場することでした。


羽毛 ふとんがある現代でも夢占いというジャンルがありますように、この時代からすでに夢で吉兆をみることが行われていたのです。


歴史のある占いなのですね。

貝原益軒の『養生訓』

江戸前期の儒学者、貝原益軒(1630~1714)は84歳のとき『養生訓』を執筆しましたが、この医学本にも眠りに関するアドバイスが随所に見られます。


・・・たとえば、この本で益軒は「気」の大切さを説いていますが、気と眠りの関係について・・・


「久しく眠り伏せば、気滞(とどこお)りてめぐらず。


飲食いまだ消化せざるに、早く伏しねぶれば、食気ふさがりて甚だ元気をそこなふ。いましむべし」


・・・と記しています。


つまり、気血の停滞が健康によくないこと、眠りが気をそこなうと言っているのです。


また、睡眠時間についてはこうアドバイスしています。


「ねぶりをすくなくすれば、無病になるは、元気めぐりやすきが故也。


ねぶり多ければ、元気めぐらずして病となる」


・・・睡眠時間が短いほうが「元気」が体をめぐりやすくなるため病気をしない、ということです。


さらに、眠り方については、やはり気が停滞しないように、仰向きにならず脇を下にして寝ること、夜に高寝すること、顔を衣服で覆わないこと、布団 羽毛を使用すること、目を閉じることなど細かい注意を書き記しています。


夢を記録して40年

鎌倉前期の明恵という華厳宗のお坊さんは、夢を非常に大切にして生きた人です。


夢の中で明恵はさまざまな葛藤を経験し、啓示を得て、信仰を深めていくのです。


彼にとって夢とはまさに修羅場のようなものであり、信仰そのものであり、現実よりももっと現実的なものだったのかもしれません。


彼は夢を意識的に見ることができたといいます。


・・・いわゆる明晰夢に近いものでしょうか。


たとえばある夢では「老死」という死人が出てくるのですが、それをまたぎ越えようと思っても怖くてなかなか越えられません。


目が覚めます。


それが心にかかっているので明恵はまた後日、その夢を見ます。


そして今度は少しの恐怖もなく、またぎ越えられるといった具合です。


信仰や未来を象徴していると見られる重要なテーマが、明恵にあっては夢の中でこうして実を結んでいくのです。


旅の世に また旅眠して草枕 夢の中にも夢を見るかな  (明恵)


・・・夢を抜きにして語れないほど、明恵の生涯は夢、羽毛 布団とともにありました。